尾崎行雄 (1854-1954)日本の政治家。明治23年(1890)第一回総選挙に当選し、昭和27年(1952)総選挙まで連続25回当選(史上最多)。「憲政の神様」と呼ばれ、没後、参謀本部の跡地に「憲政」尾崎記念館が市民の浄財で建てられ、三権分立を呈する時計塔が国会を見つめ続けている。
いつの世にも、護らなければならないもの、後世に伝えなければならないものが多々ありますが、常に、世界の中の日本であるという視点で、国はどうあるべきかを思索し、また、市民の立場から不正と腐敗を正し、自由と正義のため信念と情熱を持って戦いぬいた尾崎行雄の精神もその一つであると思います。憲法に記されている「主権在民」の意味をしっかり勉強し、政治家や官僚が悪いと人のせいにするのではなく、私たちの生活や子どもの未来、国の将来を左右する事柄に関わっていくことを決め、勉強会を開くことにしました。学堂会という名の由来は、「一生を学校にいる気持ちで過ごしたい」という尾崎行雄の最初の雅号です。私たちは、尾崎行雄の生き方に倣って、一生勉強しようと学堂会をはじめました。