学堂会2019年12月講演会

 1925(大正14)年、尾崎行雄は『政治読本』会議の本質で、「善かれ悪かれ、政党は選挙の種版に映写せられた選挙人の写真である。選挙民が道理にかなった政治を欲求する心、不正不義を蛇蝎する心を以て投票を行えば、政党もまた同じ心を以て、議院の内外に行動せざるを得ない。然らざれば党勢を維持し拡張することはできない。これに反して、選挙民が一地方のために無理な注文をなし、多数党の「力」に依って、不正な利得を獲ようとする気持ちで投票すれば、政党勢い議院内外に横車を押して、その力を示さなければ、党勢を維持拡張する事はできない。即ち選挙民が「道理」を愛し、不正不義を憎めば、政党は善事をなし、正道を踏むの公党となり、選挙民が無理でも通す「力」を愛すれば、政党は勢い悪事をなすところの朋党私党に堕せざる得ない。我が国の政党が善事を競わず、むしろ互いに悪事の競争を事とするが如き形観あるは、そうしなければ選挙民のお気にいらないからである。」と説いています。
 主権者としての私たちが、自らの生命財産の自由と安全を守る日本社会を築くため、いまだからできること、していかなければならないことを、未来につなげ、新しい社会および国への道を切り拓くことか問われています。皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

日時:2019年12月17日(火)18:00〜19:45(通訳つき)開場17:30
講演:孫崎 享(まごさき うける)氏
演題:「 『日本国の正体』を考える 」
場所 : 憲政記念会館 第一会議室
参加費: 2000円(学生は無料)

講師紹介: 講師紹介:1943年、旧満州国鞍山生まれ。66年、東京大学法学部を中退し、外務省に入省。情報調査局分析課長、国際情報局長、駐イラン大使などを歴任。2002年から防衛大学学校教授、09年に退官。『日本外交 現場からの証言』(中公新書)で山本七平賞を受賞。著書はほかに『日米同盟の正体迷走する安全保証』(講談社現代新書)、『戦後史の正体』(創元社)、『日本国の正体 「異国の眼」で見た真実の歴史』(毎日新聞出版)など。

学堂会講演会のお問合わせ
学堂会代表 原不二子  事務局 兼松惠 大隈尚子
参加申込 : 兼松 惠 Tel: 090 5016 4410 E-mail: < megukanematsu@gmail.com >
Fax でのお返事は、大隈尚子宛: Fax: 03 6310 5325 下記にお名前、ご連絡先などを書いていただいて、 ご送信下さい。

次回の学堂会は 2020年1月16日Dr. Martin Blakeway氏に憲政記念会館於 お願いしております。