学堂会2019年5月講演会

佐高信氏

 尾崎行雄は、政治読本、1925年(大正14) 国家と個人として、「この身全からざればこの国健ならず、この国健ならざればこの身全からず、実に個人と国家とは不可分の有機的結合である。然るに従来の愛国教育に於ては、ややもすれば個人を国家に没入し、個人の発展を抑え個人の成長を犠牲にすることが最高の愛国心であるかの如く説きならされた嫌いはないか。先ず国家があって、然る後に個人が発生したのではない。先ず個人があって然る後に国家が組織せられたのだ。即ち「人」が土台で「国」はその上に建てられた殿堂である。堅固な殿堂は、強固な土台の上に出なければ建てられることはできない。個人の発展を押さえて、国家のみ独り繁栄する道理はない。よって知る、個人の成長発展は国家繁栄の基礎なることを。又知る、自己を愛するは自国を愛する所以なることを。一死、以って君国に報ずる非常な場合は格別、平時に在りては、自己をよりよく生かし、その最善の力を養って、最大の義務を負担し得る様に心掛けることが、真面目な愛国者の用意でなければならぬ。」と説いています。
 主権者としての私たちが、自らの生命財産の自由と安全を守る日本社会を築くため、いまだからできること、していかなければならないことを、未来につなげ、新しい社会および国への道を切り拓くことが問われています。皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

日時 :  2019年5月17日(金)18:00〜19:45(通訳つき)開場17:30
講演 :  佐高 信(さたか まこと)氏
演題 : 「国権と民権 – 平成政治家論」
場所 :  憲政記念館 第一会議室
参加費: 2000円(学生は無料)

講師紹介: 1945年 山形県酒田市生まれ。慶大法学部法律学科卒。高校教師、経済誌の編集者を経て評論家となる。著書に『魯迅烈読』『逆命利君』(共に岩波現代文庫),『自民党と創価学会』(集英社新書)『佐高信の昭和史』(角川ソフィア文庫),『官房長官 菅義偉の陰謀』(河出書房新社),早野透との共著で『国権と民権』(集英社新書)などがある。

学堂会講演会のお問合わせ
学堂会代表  原 不二子  事務局 兼松 惠 大隈 尚子
参加申込 :  兼松 惠 Tel: 090 5016 4410 E-mail: < megukanematsu@gmail.com >
Faxでのお返事は、大隈 尚子宛: Fax: 03 6310 5325 下記にお名前、ご連絡先などを書いていただいて、ご送信下さい。

次回の学堂会は 6月26日憲政記念館会議室、望月衣塑子氏にお願いしております。