学堂会2019年 1月講演会

 尾崎行雄は、1920年(大正9) 憲政の危機-帝国の禍根の中で、軍事拡張競争は我が国を貧弱ならしむとして、「国費の約半額を陸海軍に投じても、我が国がそれだけ強くなるならば辛抱も出来るが、われ陸海軍を拡張すれば、我に対抗するところの諸外国もこれを拡張するに極って居る。しかして英米諸国の経済力は我れに数倍する故、我二億円出せば、彼らは四、五億円を費やし、我れ四、五億円を費やせば、彼れは十億円以上を費やすことが出来る。故に我が国は軍備を拡張すればするほど、英米に対しては比較的に弱くなる。国家の教育・生産、その他百般の事業費に充当し、しかも国家を比較的に羸弱ならしむるに至っては、実に愚の骨頂だ。もし誤ってこれを開始する時は、競争すればするほど、我が国は貧弱に赴くのだ。弱くなるがために人民を苦しめ、国連の発達を防ぐるは、軍閥の勢力維持以外に何等の意味も効能もないではないか。」と説いています。
 主権者としての私たちが、自らの生命財産の自由と安全を守る日本社会を築くため、いまだからできること、していかなければならないことを、未来につなげ、新しい社会および国への道を切り拓くことが問われています。皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

日時 :  2019年1月24日(木)18:00〜19:45(通訳つき)開場17:30
講演 :  染川 友理江 (そめかわ ゆりえ)氏
演題 : 「麻酔科医として、アジアの医療問題に向き合う」
場所 :   憲政記念館 第一会議室 千代田区永田町1-1-1
参加費:  2000円 (学生は無料)

講歴紹介:1988年1月16日鹿児島生まれ、茨城育ち。2014年、和歌山県立医科大学卒業。越谷市立病院での初期研修医を経て2016年より東京都立多摩総合医療センターで麻酔科勤務。2016年より途上国での医療支援に関わる。2018年より麻酔科医として日本で勤務を続けながら、帝京大学公衆衛生大学院修士過程に在籍し、途上国での研究や医療支援を行う。

学堂会講演会のお問合わせ
学堂会代表  原 不二子  事務局 兼松 惠 大隈 尚子
参加申込 :  兼松 惠 Tel: 090 5016 4410 E-mail: < megukanematsu@gmail.com >
Faxでのお返事は、大隈 尚子宛: Fax: 03 6310 5325 下記にお名前、ご連絡先などを書いていただいて、ご送信下さい。

次回の学堂会は、2月12日(火)憲政記念館会議室 内田 樹氏にお願いしております。